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レジオネラ症対策として
レジオネラ症対策として
各所まん延防止等重点措置の解除により、多少は旅行などに行きやすくなってまいりました、その矢先、兵庫県の某温泉にて70代男性2人がレジオネラ属菌に感染し、レジオネラ肺炎発症にて1名死亡、というニュースが耳に入ってきました。
レジオネラ感染症の原因となるレジオネラ属菌は水中や土壌中など自然界に広く存在する細菌で、水温20℃~50℃で増殖しやすい性質を持ちます。
そのレジオネラ属菌は温浴施設などの循環型浴槽などは特に繁殖しやすく、毎年のように各地にてレジオネラ症の報告はされています。
詳しくは厚生労働省レジオネラ症ページへ➡レジオネラ症 (mhlw.go.jp)
では予防として、どのような対策がとれるか、、、
バスパクロールGという商品を使って、消毒作業が行えます。
バスパクロールG作業方法
① 浴槽水1tあたり25g(付属のスプーン1杯)を投入し、残留塩素濃度を5~10㎎/ℓとして1時間循環させます。
② 投入30分後に塩素濃度が下がる場合がありますので、もう一度測定し、下がっていれば追加で塩素剤を投入し、塩素濃度を上げて下さい。
③ 必要に応じて、チオ硫酸ナトリウム等で中和し、排水してください。
④ 汚れが出た場合は、換水操作(濯ぎ、逆洗操作)を行って下さい。
この方法はあくまでも配管内の殺菌であり洗浄効果はありません、配管内にたまったバイオフィルムやスライム等菌の繁殖の温床となる汚れに対し、年に1度は過酸化水素系の薬剤を使用し、洗浄を行って下さい。
配管内洗浄については弊社までお問い合わせください。